日本家屋風の和風ドールハウス作成中!
だいぶ更新がご無沙汰していました。今頃ようやく令和初の投稿です。
しかも実は100記事目です。
思い返して令和が始まる10連休、そんな長い期間何しよう?そうだ作りたかった和風ドールハウス作ってみよう!と安易に考えて作りはじめ、10日でできるわけもなく、気づけば3カ月経過してました。
当初は縁側のある和室一部屋にしようと思ってデザインしたのですが、和室って洋室ほど物をごちゃごちゃ置くイメージではないし、なんか簡素な感じになりそうだったので、思い切って平屋の複数部屋のデザインにしてみました。
ドールハウスを作る前には必ず実寸大で絵を描いてイメージを形にしています。アナログに紙です。思いついたこと書き込めるので便利です。
今回は大きいのでカレンダーの裏紙に。必要な部品のサイズもこれを定規で測れば確認できるので実寸大で書くメリットもあります。
平屋で作るとかなりかさばるので、いつものドールハウスよりもさらに小さい縮尺で考えました。
家用の木材は正確性が必要なので、いつものように東急ハンズさんで依頼。自力でできないことは金で解決。
いつもながら細かくて申し訳なかったですが、助かりました。
あとは切ってもらった木材を組み立ててボンドで貼っていくだけ。
壁紙には和紙や韓紙(昔、韓国でお土産に買ってきたもの)を使っています。 手間をかけたのはふすまや障子です。開けられるように作りたかったのでひと手間掛けました。
敷居と鴨居は幅6mmの木材の上に1mm、2mm、1mmの木材を重ねて作ってあります。できた1mmの溝にはまるよう、3mm厚に作った障子の上下の真ん中に1mmの木材を張ってスライドするか確認。
木材の厚みは全て1mmです。はさみで切れるので作業も簡単です。
引き戸も応用で、溝が一つでいいので鴨居は幅3mmで作っています。
写真のような両開き扉の場合、溝の真ん中を埋めてしまえばそれ以上動かなくなります。扉につける1mmの木材はその分短くしてあります。
ふすまも障子と同じように作ってありますので開きます。
桜柄の紙は100均の折り紙です。ふすまの下の柄と、欄間は和柄のマスキングテープを使いました。
欄間は両面柄が合うように張り合わせています。マスキングテープはいい感じに光が通るし、柄も豊富なので飾りにお勧めです。
縁側の屋根と玄関屋根をつける前の状態です。
手前2部屋には床の間を設置。違い棚もつけてみました。
欄間は全てマスキングテープで統一しました。
玄関側。もちろん開きます。
家屋完成です。縁側と玄関の屋根もつきました。
完成サイズは横440mm×縦300mm×高さ100mmです。
右が玄関、右下は書庫、中央は大広間、中央上部は台所、左の2部屋は私室になる予定です。
本当はヒノキ風呂とか作りたかったのですが、これ以上広げると置く場所がなくなるので断念しました。まあ、その気になれば台所の奥を増設できるような設計にはしてあるのですが。
洋風ハウスは縦に部屋を重ねることができるので部屋数増やしても大丈夫ですが、日本家屋は平屋なのでかさ張るのが難点ですね。
これから内装に取り掛かります。やっと小物が作れる!できるなら庭も作りたい!今年中にできあがるだろうか…あと5か月。 サムネイルの画像は家が完成した記念に、夏風の樹脂ねんどーる置いてみたものです。ねんどーるのサイズにちょうどいいくらいの大きさの家に設計したのですが、どうでしょうか。
そういえばドールハウスに人形置くのは実は初めてかもしれません。
ねんどーる撮った写真を水彩画加工したら可愛く仕上がったのでおまけです。