「趣味を愛する4人の部屋 ~音楽~」


趣味4部作のドールハウス、2部屋目は「音楽の部屋」。
こちらは楽器演奏や音楽鑑賞が好きな男性の部屋として作りました。大きなリクライニングチェアでうたた寝をしながら音楽を聴いたり、バイオリンの演奏をしたりしています。

趣味の部屋「音楽」

音楽が好きな男性の部屋

この音楽の部屋の住民の設定は、こんな感じ。
● 4人の中では皆のフォロー役の男性。
● 好きなものはバイオリン、クラッシック、昼寝
● 感受性豊かで、人の気持ちにも敏感。大らか
● 好きなものには一途で情熱的。絶賛、片想い中
● 部屋はいつも綺麗
● イメージカラーは青

4つの部屋の中でも読書の部屋と音楽の部屋は対の部屋として考えているので、敢えて読書の部屋の女性とは対照的な設定としています。

部屋全体は青を基調に黒の家具やグリーンで落ち着いた雰囲気の居心地のよさそうな空間になるように心がけました。
読書の部屋に比べるとこざっぱりとしているかなと思います。

手書きの楽譜

愛を込めて

楽譜は全て手書きで本物の楽譜を写譜しました。
部屋の主役のバイオリンはバルサを加工して作りました。バルサは割れやすく難しい面もありますが、曲線や複雑な形状はやすり等で表現しやすいので便利です。

そうだ、バイオリンを作ろう。
ある日何故かそう思い至り、とり憑かれたように約6時間かけて本物のバイオリン(妹の)を参考に一気に作り上げました。
弓もやすりで形を整えて本物に近い形状に。弦は針金です。

バイオリンを作ったものの使い道がなく、じゃあバイオリンのために音楽の部屋を作るかというところからスタートしています。

くつろぎのチェア

壁のポスターはクリスマスコンサートの案内です

小物については読書の部屋とリンクしたものが置いてあります。
4つの部屋単体でも一つの作品ですが、4つ合わせた時にも楽しめるように、それぞれの部屋の住民からプレゼントされたものがそれぞれの部屋に一つずつ置いてある設定になっています。
なので一見、ちょっと部屋にそぐわないように見える小物があるのですが、実はそういう裏設定があるのです。
例えば読書の部屋のコーヒーテーブルの下に置かれていた謎の紙…この音楽の部屋にその答えがあります。

音楽小物

コンポ前には読書の部屋にあったのと同じ紙

これは壁に貼ってあるクリスマスコンサートのチケットなんです。
彼が彼女をクリスマスデートに誘うために渡したものなのでした。

クッションもサイズ違いですが、読書の部屋のクッションとお揃いです。
さて、片想い中の読書の部屋の女性からもらった贈り物はどれだかおわかりいただけたでしょうか。

バイオリンを作ってから完成までにずいぶん長い時間放置してしまった作品です。とにかく完成して良かった。
創作スイッチが突然オフになるのはよくあることです。


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