「台湾のドールハウス博物館に行った話」
台湾の台北にあるドールハウス博物館に行ってきました!
台湾旅行に行くことになり、どこに行こうか旅行雑誌を見ていたところドールハウス博物館があることを知り、どうしても行きたいと我がままを言って友人を付き合わせ、行ってきました。
ドールハウス博物館は「袖珍博物館」というようです。
「そでちん」って何?って思っていたら、「しゅうちん」と読むらしいです。小さいもののことを「袖珍」というみたいですね。
世界で2番目に大きく、アジアでは一番の展示数を誇る袖珍博物館。
行く前から楽しみすぎてテンション上がりまくりでした。
最寄り駅は松江南京駅。台北駅から地下鉄(MRT)でたった2駅、そこから徒歩5分ぐらいのわりと普通のビルの地下1階にあります。
普通のビルの受付を通過し、廊下に地下へと続く入口が!入り口から可愛い仕様です。
入館料は180元(日本円で650円程度)です。
この入口の先にチケット売り場、そして重厚な木の扉を抜けるとそこが博物館です!
いきなり大きなドールハウスが出迎えてくれます。
ちなみに写真はフラッシュなしでOK!撮り放題です。残り枚数が少なかったとはいえ、途中でメモリーがなくなるぐらい撮りまくりました。
目がいくつあっても足らないし、一日ここで見ていられるぐらい楽しいところです。
1軒家からルーム型のもの、ジオラマ風、人形にミニチュア…見どころ多すぎ。
憧れのいつか作ってみたい複数の部屋があるドールハウス。
ルーム型は壁に埋め込まれていて、本当にたくさんあります。
中にはテレビが本当に映っていたり、本物の酒を置いているものがあったり、本物の毛皮を使っていたり…とにかくこだわりが凄い。
あとオススメなのが日本語の解説。中国語、英語、日本語で解説がついているものがあるのですが、近年ではあまりお目にかかれなくなった愉快な日本語訳が。
「夕焼けのサンフランツスコ」とか「湧ちぁんの遊び場」とか…なんとなく残念なタイトルが。作品がとても素敵なのでギャップにやられます。説明文もなかなか秀逸です。
博物館の最後の展示はバッキンガム宮殿とヴェルサイユ宮殿。
バッキンガムのこの建物の裏からは部屋の中が見えるようになっていますが、圧巻です。
ヴェルサイユも鏡の間が再現されているのですが、写真を撮ると本物にしか見えません。凄すぎる。
作品は西洋系のものが多いです。日本の昭和な街並みもあります。
ちょっと残念だったのは、中華風のドールハウスがなかったことぐらいかな。台湾なので期待していたのですが。
西洋風の部屋に明らかに中華風の仏像が飾ってあったのは笑いました。音楽家の部屋に中華像の不思議。
中華風はないのに、エジプト風があったのには驚きました。斬新ですごく気に入りました。
出口の先にはショップもあり、材料などが売ってます。
博物館のパンフレットお買い上げ。450元と650元。台湾の物価からするとかなり高めですが、趣味にお金は惜しまない主義です。
こういうの作ってみたいなとか、この見せ方いいなとか、いろいろ刺激でした。
最近落ち気味だった創作意欲が沸いたかも。
ドールハウスが好きな方にはぜひオススメしたいスポットです。