和紙で作る小さな赤いバラの木
ドールハウス用にバラの木を作ります。
材料は木の枝と赤と緑の和紙とフラワーアレンジ用の緑のワイヤー、そして樹脂粘土少々。
バラの花は粘土と和紙どちらで作ろうか迷いましたが、粘土は薄く伸ばすのに限度があるので、和紙の方が花びら多く繊細に作れそうなので和紙にしました。
1つの花で約10枚程度の花びらを組み合わせて作っています。
ハサミで適当なサイズの花びらを切り出します。
一番中央になる1つだけはくるくる丸めて芯のようにし、その周りに小さい花びらから順にボンドでつけていきます。
花一つで5mm〜7mmぐらいのものを作りました。
切り出す花びらのサイズで大きさは調整できます。
赤い和紙で微妙に違う2色で作り、黄緑の粘土を細く伸ばして作った枝につけます。余った粘土で棘もおまけ。
葉は緑の和紙で適当なサイズに切り出したものを緑のワイヤーに5〜9枚ぐらいずつ交互に貼って短い枝をいくつか作ります。
ワイヤーに貼る前に葉を一旦半分に折って折り目をつけると立体感が出ていい感じになります。面倒ですが、一枚ずつ全部折ってます。
葉のついた枝が複数用意できたら全体的なバランスを見ながら枝材を幹に見立ててにボンドで貼り付けていきます。
ちょうど良い枝材がなければ粘土で幹を作るのもありだと思います。
私が使っているのは東急ハンズさんで買った市販の工作用枝材セットの細めの枝です。
花が主役なので、花の場所を決めて、その間を葉で埋めていくようなイメージです。
葉の量は正直やってみないとどれだけ必要か分からないので、やりながら作り足すのがいいかもしれません。
花はあっという間にできますが、葉は結構、地味で気長な作業です。
花は色付きの和紙がない場合は白い和紙でも代用可能です。
むしろ白い和紙で作って不思議の国のアリス気分でバラを赤く塗るのも楽しいです。
和紙は丈夫で水に強いので後から絵の具塗っても乾けば問題なしです。
試しに一つだけやってみました。
右下の白いばらを完成後にアクリル絵具で塗ってみました。
他のバラは元々赤い和紙から、右下のバラは白い和紙を塗ったもの。
全然元白バラだとは分からなくなりました!
ちょっと他のバラと違う色なのもいい感じです。
下記は完成した全体像です(白いバラを塗る前ですが)。
高さ約100mmぐらいです。
壁に沿って置くつもりで作ったので、背面は断崖(平ら)になってます。
今回は赤いバラにしましたが、赤だけじゃなくて黄色なピンクで作っても可愛いと思います。
こちらのバラの木は森の中のカフェをテーマにしたドールハウス作品の「森のスイーツカフェ〜woods sweet sweets〜」の入口を飾っています。
お時間ありましたらそちらもぜひ見ていただけると嬉しいです。