カルトナージュ「春告鳥の早春ボックス ~ピアスケース~」
春が近づいてきたので、早春の爽やかなイメージでカルトナージュボックスを作りました。
鶯と菜花の飾りつき。
ピアスケースに仕上げました。
カルトナージュは本で見て我流で制作しています。材料も最低限、布と厚紙があればできるし、縫ったりする必要もないので私向きの工作です。
たまには作業経過を。
一番左の箱は組み立て済みで底箱です。真ん中は底箱の内箱、右側は蓋箱です。
とても単純な作りなので、厚紙は全部で10枚。写真には一枚写っていないですが、蓋箱の内側に貼る用の厚紙があります。外箱と蓋箱は全く同じサイズで、高さだけを変えています。内箱は外箱よりも約2mm小さな作りです。底箱が85×85mmです。
素材は白色の1mm厚の厚紙です。最低1mmぐらいの厚みがないと、完成した箱の強度が弱いかなと思います。
厚紙の裏は灰色なので、布を張るのは白い面に。なるべく外面はボンドを塗らず、内側に折り返した見えなくなる部分にボンドを塗っています。
今回の作品では布は3種類。底箱、蓋箱、内箱でそれぞれ違う布を選びました。
あと蓋をふんわりさせるためのキルト芯も。
作る順番は底箱→内箱→蓋箱がいいかなと思ってます。
特に内箱は底箱に合わせて調整しないと入らなかったり緩んだりするので。使う布の厚みによっても微妙に違うので、微調整しながらボンドで貼りあわせて組み立てていきます。
箱ができたら好みに応じて飾りを。
フェルトのオーナメントや菜花の造花など。全部110円(税込)です。
飾っていて少しスペースが空いたので濃い黄色の花を足しました。
底箱と蓋箱の境界にはレースを貼りました。レースをつけると華やかになります。
中に外箱とお揃いの柄でピアス用の板を作成し、ピアスケースにしてみました。
ただの箱ばかりあっても使い道ないので。
厚紙に切れ目を入れただけの単純な作りです。接着していないので取り外し可。ちょうど良いサイズで作れば固定していなくてもピアスぐらいなら重みに負けることもありません。
こんな感じで外せます。ピアスならどちらの形状でも対応可。
一日でお手軽に作れるのもカルトナージュの良いところ。
もう一つ同時期に作ったものがあるので、それはまた改めて掲載しようと思います。
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