ドールハウス「おもてなしミニルーム ~旅人の部屋~」
おもてなしドールハウスシリーズ5部屋目は「旅人の部屋」。
世界中を旅する家主の部屋。
仕事でもプライベートでもふらりと気のみ気ままに旅に出てしまう自由人です。
そんな家主の部屋はエスニックな雰囲気です。ちょっと変わった趣味の持ち主で、変な飾り物が好きなので、よくわからないものが多数置いてあります。
そんな家主は撮ってきた写真を見せながら、旅先での話を聞かせてくれます。
ウェルカムドリンクはお土産のチャイティーです。
豆本アルバムの写真はインド。ウェルカムドリンクと合わせてみました。
チャイのカップは100均で買ったベル型の木製ループエンドです。部屋の雰囲気にもぴったりの色合いで、見た瞬間にいいカップ見つけたと思いました。ちなみにチャイは着色したUVレジンです。
棚や壁には世界で買ってきたよくわからないオブジェが並べてあります。
棚の右下の変な猫のオブジェは適当感を出したかったので、何も考えず5分で作った作品です。招き猫風、顔もカッターで適当に描きました。
いろんな国の言語の本は全て「日本語辞典」です。行く先々の現地で購入してはお持ち帰りし、コレクションのようになっています。
本の素材はこだわりがあって、韓国の仁寺洞の紙屋で買った韓紙や、ヨーロッパで文具のお土産を買ったときに入れてもらった袋など海外の紙を使いました。
韓紙はランプシェイドにも使っています。灯りをつけると趣があってとても良い雰囲気です。
ちなみに棚本体はアジアン家具風にしたかったので、100均のバンブー風すだれを活用しました。
左の壁には世界を旅して撮った写真を飾っています。7カ所、全部違う国です。
色縛りをしている都合上、使える写真が限られて夜景や夕焼け、朝焼けの写真ばかりとなりました。
以前の投稿で紹介したミニトランクはこの部屋の住人のものでした。
作り方等は「ミニチュアのアンティーク風旅行トランク」を参照。
帽子はトランクのベルトと同じスエードで作りました。細いリボンが手持ちになかったので、刺繍糸を三つ編みにして飾りにしました。
部屋のメインカラーはオレンジ、サブカラーは紫です。茶色は濃いめの色を意識的に使っています。
自分が旅先で集めた素材や撮った写真を使った部屋なので、私にとっては思い出が詰まった部屋でもあります。
眺めていると一緒に旅をしてくれた友人たちとの楽しかった思い出が蘇ります。
また旅に出たくなる、特別な思い入れのある一部屋です。
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