ドールハウスの参考にしたくなる「江戸東京たてもの園」と「看板建築展」に行った話


東京都小金井市にある江戸東京たてもの園。
前々から興味はあって行く機会がなかったのですが、先日友人に誘われて行ってきました。

広い都立小金井公園の一角にある江戸東京たてもの園。入園料は大人400円です。
この時期、気候がいいので散策にもちょうどよい場所です。建物の絵を描いている方もたくさんいました。
そんなに混んでもいないし、ガラガラでもなく、適度な感じ。

【園内散策】

何故、江戸東京たてもの園というのかと思ったら、江戸東京博物館の分館なんですね。全然知らなかったです。
江戸東京博物館は何度も足を運んだことがありますが、たてもの園は初めてです。

たくさんのボランティアの方で成り立っており、園内の各所でボランティアさんが解説してくれたり案内してくれたりします。
ボランティアの園内ガイドツアーもありますが、自由に見て回りたいので今回はパスしました。

エリアが東西中央の3つに分かれています。
全部見て回ろうとすると結構歩くし、室内まで見て回ると時間もかかります。
日本のお屋敷から藁ぶきの農家の家、西洋風の建築物、商店街といろいろなジャンルの建物があります。
中に入れる建物も多数。

江戸東京たてもの園・商店通り

江戸東京たてもの園・商店通り 看板建築が建ってます

特に商店街は楽しかったです。銭湯もあって普段は入れない男湯にも堂々と入れます(お湯は入ってない)。
どうでもいいけれど、男湯の浴槽がめちゃくちゃ深くて驚きました。深さ1mぐらいありそう。普通の銭湯もこういうものなのでしょうか。女湯は子供も入るから浅いのかなという考察。

江戸東京たてもの園「子宝湯」

江戸東京たてもの園「子宝湯」(銭湯)

旅館も良かった。江戸末期頃から青梅市にあった万徳旅館の復元したもので、1階だけですが中も見られます。
館内を歩いていると当時の活気が伝わってくる気がします。
他にも和傘問屋や小さな飲み屋など、古き良き人情み溢れる生活感が伝わってくる商店街でした。

とにかくドールハウスの参考にしたい建物がたくさん。
お店系もいいし、農家の平屋家屋もいい。

江戸東京たてもの園「吉野家」

江戸東京たてもの園「吉野家」(農家)。藁ぶきの家

農家は室内に入って楽しめます。ボランティアさんたちが囲炉裏に火を入れていることもあるようです。
なんともいえない懐かしさのある、落ち着く匂いがします。別にこういう家に住んだことがあるわけではないのに不思議なものです。

農家も立派ですが、日本家屋では三井八郎右衛門邸と高橋是清邸が特に豪邸。
お庭や室内調度も素敵です。

そのうち作りたい和風ドールハウスのために、いろいろ室内写真撮ってきました。

江戸東京たてもの園・建物内部

江戸東京たてもの園・建物内部

【看板建築展】

園内で7月8日まで開催中の「看板建築展」。
これはまさに私のための展示だと思いました。
店の看板大好きで、気に入った看板写真を撮ってはコレクションしている私。
学芸員さんの解説付きで見られるとのことでラッキー。

入口で配られる謎の西洋風の柱の種類が記されたプリントと展示物一覧。
そこでふと気づく。これって私の思っていたいわゆる「看板」のことではない?

もしかして街のモニュメントとしての「看板」的建物の展示か!
だがしかし、説明が始まってみると、あれ?モニュメント的な建築のことでもない?

×「店先の看板」
×「街のモニュメントとしての看板的建物」
○「店の正面を真っ平にし、銅板やタイル、モルタルなどで飾りを作り出している木造の建物」

全然違った!!勘違いも甚だしい。
思っていたものとは全く違いましたが、初めて看板建築というジャンルを知ることができました。

江戸東京たてもの園「丸二商店」

看板建築「丸二商店」(金物屋)

園内に緑色っぽい建物が何棟かあって、変わってるなと思っていたのですが、銅板だったのですね。
前面の装飾にやたらと力を注ぎ、側面・裏は適当っていうのが特徴らしいです。狭いところに密集して建っているものが多いので、どうせ側面は見えないからということみたいです。

柱のプリントは看板建築で取り入れられている柱飾りの比較用でした。
西欧式の建築に憧れがあるのか、西洋風の柱を使っているのだけれど、その柱の使い方が普通の建築ではやらない斬新な配置なのも看板建築の特徴なのだそうです。

こちらの村上精華堂も看板建築。柱が長すぎるのと、ど真ん中に配置するっていうのは通常やらないらしいです。
展示ではルールに囚われない自由奔放な看板建築と表現されていました。

江戸東京たてもの園・村上精華堂

看板建築「村上精華堂」(化粧品店)

一見狭そうだけれど奥行きがあるのも看板建築の特徴。
あと木造は2階建てまでと決まっているはずがどう見ても3階建ての建物が多い。屋根裏という扱いであれば良いらしいのですが、どう見ても屋根裏に見えないものが・・・古き良きユルさの表れ?

園内にある建物の模型(ドールハウス風)の展示もあり、内容もさることながらミニチュアハウスが気になって仕方がありませんでした。
やっぱり日本家屋風のドールハウス作ってみたい!

建築物に興味あるとは思っていましたが、自分でも思っている以上に好きなんだなと気付いた一日でした。


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